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圓福 第117号

圓福 第117号

早いもので、師走を迎えました。ようやく、日本ではコロナも少し収束して参りましたが、南アフリカで新たな変異株、オミクロンが確認され、まだまだ予断を許さない状況です。既にヨーロッパやオーストラリアなどでは、アフリカ九カ国からの入国禁止など、厳しい水際対策をとり、日本でも外国人の入国を禁止することとなりました。いよいよ冬本番を迎えます。くれぐれもマスクや消毒など気を緩めず対処して参りましょう。

 最近、お葬式の相談が多くなりました。八年前に関東でNHKが調査をした結果、直葬いわゆる、お葬式を行わなず直接火葬場へ運ぶ方法を選ばれた方は、二十二%でしたが、都市部を中心に今や全国で二割の方が直葬されています。直葬は、費用も抑えられ、面倒な人付き合いや、お葬式も無く、時間も短く、簡単に済ませることが出来ます。しかし、最も多くトラブルになる原因に、親族からの苦情や友人、知人のお参りを断る事、納骨する際に菩提寺に断られるなど、返って、後々面倒なことになることが多いのが現状です。費用を抑えるつもりが、法律上、二十四時間は火葬が出来ませんのでご遺体の安置において、当初の費用に無かったと葬儀社ともめることもあります。また、お骨を自宅に持って帰ると、ちゃんとお葬式が出来なかったと後悔する方も多く、後から相談を受けて、お葬式をさせて頂いたことも何度もあります。一般的なお葬式を行わない場合、前もって親族や周りの人たちに周知し、しっかりと準備をしておくことが、必要になります。

 円福寺では、宗派宗旨を問わず、直葬から一般葬まで、あらゆる供養や永代納骨を受け付けています。どんなご相談もご遠慮なくご連絡ください。

 下記の通り年末年始の行事を勤めます。今年一年の感謝の祈りと、来年がご家族皆様の良き年になりますよう是非、ご近所、ご家族、お誘いあわせ、お参り下さい。

合掌

十二月十九日(日) 今年も日曜日に勤めます。


午前十一時三十分

粗飯呈上

午後十二時三十分

説教(当山住職、欣浄寺副住職)

午後一時三十分

総回向(読経、追善供養)

祠堂施餓鬼(永代祠堂をあげられているお方は受付にてお申し付け下さい)

十二月三十一日(大晦日)


午後十一時

・塔婆、お札お焚き上げ(今年一年の古いお守りや塔婆を一枚百円にて回向して焚きあげます)

午後十一時三十分

・除夜の鐘(コロナ禍の為大根汁はありません)

一月一日~二日(二日間)


午前十時~午後三時の間随時受付

厄除け祈願(お守り授与)こぶ茶接待

令和四年度年回早見表


 

一周忌

令和三年

三回忌

令和二年

七回忌

平成二十八年

十三回忌

平成二十二年

十七回忌

平成十八年

二十三回忌

平成十二年

二十七回忌

平成八年

三十三回忌

平成二年

三十七回忌

昭和六十一年

四十三回忌

昭和五十五年

五十回忌

昭和四十八年

百回忌

大正十二年